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『Werewolf for iPhone』

パンサー家の戦いで、ゾンビの襲撃を阻止した面々が次に直面したのは人狼騒動だった。

様々なボードゲーム等のアプリがあるiPhoneだが、今回はその中でもウサギが最も好きなゲームの1つである「人狼」のアプリを使って勝負してみた。

『Werewolf for iPhone』
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●Werewolf for iPhone
YMD vs パンサー vs カビ vs ヨツヤ vs ウサギ

このアプリは他のボードゲームアプリのようにCPU戦ができるというわけではなくて(CPUと人狼やっても仕方ないので当然だが)、実際にプレイヤーが集まって人狼をする時に、必要な司会進行役の代わりを1台のiPhoneが担ってくれるというものになっている。

連絡帳に登録された名前からゲームの参加者を選ぶと、名前と一緒に(登録済みであれば)顔写真のアイコンが円形に並ぶ。実際に座っている並びに従って、ドラッグしてアイコンの位置を変更調整したら準備OK。

ゲームスタートをタップするとグルグルとアイコンが回って、スタートプレイヤーがランダムで決定される。そのプレイヤーはiPhoneを手に持って自分だけが見えるようにする。まず画面にはパスワード作成画面が表示される。これは他プレイヤーの情報を間違ってみてしまわないようにするためのもので、各自が最初の夜に自由に設定する。

パスワードを設定すると「貴方は村人です」「貴方は人狼です」「貴方は占い師です」というように役職が表示される。最初の夜は役職の確認だけで手番が終わるので、確認して画面をタップしたら左隣のプレイヤーのパスワード作成画面が表示され、そうしたら実際に左隣のプレイヤーにiPhoneを渡していくという形で全員が自分の役職を秘密裏に確認することになる。人狼が複数居る場合にはお互いに誰が仲間の人狼か分かる。恋人がいる場合には、お互いに誰が恋人なのか分かる。

全員が自分の役職を確認すると朝が来る。朝が来たらiPhoneは皆の中央に置いておく。画面には大きな数字で制限時間のカウントダウンと共に、現在の残り人数と、誰かを吊る為に何人の票が必要か(過半数となる数字)が表示される。

カウントダウンが進んでいる間、村人達は自由に議論してから誰か1人を選んで吊ることになるが、誰かの吊りを決定する為には村人の過半数の賛成がなければいけない。村人過半数の賛成を得られる吊り対象が決定されたら画面をタップする。そうすると誰を吊るのか選択する画面になり、対象を選ぶことでその人物を吊ることができる。カウントダウンが終わるまでの間に議論がまとまらなかったり、過半数の賛成を得られる吊り対象が決定できなかった場合には、自動的に誰も吊れないままに夜のフェイズとなってしまう。議論の結果で早めに「今日は誰も吊らない」ということを村の過半数の賛成で決定して、画面をタップしてから「誰も吊らない」という選択を行うこともできる。

このゲームには霊能者という職業はなく、吊られたプレイヤーの役職はその場で公開される。狼を全員吊り上げれば歓声が挙がって人間の勝利でゲームが終了するが、そうでなければ夜のフェイズが始まる。ゲーム開始時と同じようにアイコンが回転してスタートプレイヤーがランダムで決定される。そのプレイヤーはiPhoneを手に持って自分だけが見えるようにしながら、自分で設定したパスワードを入力することで手番を行う。

占い師のプレイヤーは誰か1人を指定することで、その相手が人狼か人間か分かる。自警団のプレイヤーは誰か1人を指定することで、その相手を人間人狼問わず個人の判断で撃ち殺すことができる。守護者のプレイヤーは誰か1人を指定することで、その相手が人狼や自警団に狙われていたときに殺されないように守ることができる(自分は護衛できない)。ただの村人や恋人のプレイヤーは能力がないが、「誰が怪しいと思っているか」を誰か1人指定することになっている。この行為にゲーム的な意味はないが、ゲーム終了時に全てのログが残るのと、他の役職持ちプレイヤーと同じような動作を全員にさせることで役職がばれないようにしている。

人狼が複数いる場合には、先の手番の人狼は襲撃対象希望を1人選んで指定しておく。後の手番の人狼は、先の手番の人狼が襲撃対象として希望した相手を確認することができる。最終的に襲撃対象の決定権を持っているのは、人狼の中で最後の手番のプレイヤーということになる。

夜の各自の選択に従って、朝が来ると同時に処理の結果が表示される。この場合も吊りと同じように死亡者の役職は同時に公開される。恋人が死んでいた場合には、他の恋人プレイヤーも「傷心自殺」という理由と共に死亡する。また、自警団に撃たれたのか人狼に噛まれたのか、死亡理由も全て公開されるようになっている。そして新たな議論のカウントダウンが始まる。

これらを繰り返して、人が狼の数と同数以下になれば狼側の勝利、狼を全て吊りきれば人側の勝利となる。

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これは本当に上手い具合に人狼の進行をしてくれるアプリだと思う。各自のパスワードを設定するところや、並び順で回していくことで1台のiPhoneがゲームのカードと司会進行役を全て担ってくれるというのは、なるほどと思った。

役職や公開される情報の仕組みは一般的な人狼と少々異なるが、このアプリは気軽に少人数で人狼を楽しむことを可能にしている。

今回集まったメンツは5人だったが、普通5人で人狼は遊べない。進行役がいなくていいことを考えても基本構成で8人必要なのが一般的な人狼だ。それは構成的に狼側を2人にするから、そこから吊手数を計算してその人数がいなければ一瞬で勝負が終わってしまうからだったり、狼を1人にすることで人数を減らすと今度は運要素によって議論の間もなく人狼が詰んでしまうからであったりする。

このアプリでも、そのようなゲームの根本は変わっていないので、本来であれば少人数では面白く遊べないはずなのだが、これが充分遊べてしまう。実際、今回は5人で連続数回プレイした後、4人ですらも連続でプレイできてしまうほどだった。

この人数だと人狼は勿論1人になる。運で勝負が決まるか、手がかりも何もない吊りで勝負か決まるかしかなさそうな勝負を、人狼らしい説得と推理ゲームに変えてくれるのが役職の「Zero or One」の設定だ。「占い師は居ないかも知れないし、居るかもしれない。」「恋人は2人いるかもしれないし、1人も居ないかもしれない。」人数によって、どの役職を投入するかどうかのレギュレーションは任意に設定できるのだが、このカードでやるには面倒な「居るかもしれないが居ないかもしれない」という設定が、少人数での議論に幅を与える。

状況は初日からいきなり吊縄ほぼ余裕無しだったりすることに変わりはないのだが、例えば恋人を間違って吊ってしまう可能性を考えてみるとか、どれかの役職が居るかどうか考えるとか、毎回異なる「作戦」を試してみるという遊び方がある。各役職が居るか居ないか、可能性を50%ずつとして様々な組み合わせを単に確率で最善手計算するという方法はあるかもしれない。でも、それに関しては多人数人狼でも同じことで、常に最善手を言うプレイヤーの意見が通るとも正しいとも限らない。

ゲームを開始して最初に戦略を練る余地が少しでもあれば、そこから場の雰囲気が作り出される。そしてそれを感じることで誰が怪しいという各自の読みを働かせることができる。そうなれば、もう立派に人狼というゲームとして楽しむことができているのだと思う。

もう1つ、この早期決着勝負の少人数人狼を楽しいものにしているのは、進行の機械的な要素だと思う。進行役プレイヤーをわざわざ用意してカードを配って役職を確認してゲームを開始して、一瞬で勝負がついてしまっては物足りなく感じてしまうかもしれない。しかし、このアプリの場合、全員が参加していることと手軽に一瞬ではじめられることで、短期決戦を楽しむことができるのではないかと思う。またカウントダウンや効果音などが雰囲気を盛り上げると共に、カウントダウンが終われば無常に吊り無しで絶対に進行するというデジタルな要素が、場の雰囲気を引き締めて議論や観察の取っ掛かりになる。

今回の勝負でも5人戦でも4人戦でも様々なドラマが生まれた。ウサギやヨツヤやカビが人狼大好きなのもあるが、このアプリはなかなか素晴らしいと思う。ただ、レギュレーションの設定など、自分で調整してゲームメイクすることになるので経験者向けではあると思う。

16人構成などでプレイする時を考えて、霊能者や狂人といった戦略に厚みを持たせる役職を入れたり、死亡理由や役職公開等の表示非表示を選択できたらいいなぁと思うが、何気にその人数集まって人狼をプレイできるならばiPhone廻すよりもカード等でプレイした方が良いような気もするので、このアプリはこれで良いような気もする。それら役職や設定をネット対戦機能と共に付けてくれたら最高だけど!

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実際にやったレギュレーション

5人プレイ

狼1
占0or1
守0or1
恋0or2
他村

恋人の存在は狼側へのプラス要素として調整に使える。初日から意識するのは、やはり恋人をどう扱うかということになる。初日吊りで恋人を誤って吊り候補にしてしまうと、回避しても守護者が居るかどうか次第で初日村敗北もある。守護者が居るかどうかと兼ね合わせてどんな戦い方があるのか、そういう話を色々しているだけでも幾つかの初日パターンが生まれる。

狼1or2
占1
守0or1
他村

初日の吊りに関しては狼2と守1の可能性を色々と天秤にかけることになる。狼が1人なのか2人なのか、始まった瞬間の場の空気の張り詰め方で何故か感じ取れるものがあるのが面白かった。パンサーとカビが狼、ウサギが占、YMDが守、ヨツヤが村で、パンサーが初日から仲間のカビを率先して怪しんで吊るという強力な仲間切りを行い、カビからは狼が出るのでパンサーの強力な白要素となった。しかし、夜にヨツヤ襲撃をYMDがGJ、ウサギはYMDを占って人判定していて、雰囲気としては最白になりそうだったパンサーが黒確定するという流れがあったのが印象的だった。

狼1or2
占0or1
守0or1
自0or1
他村

全員役職持ちもありえるパターン。自警団を入れると、使いこなせるかどうかは別として吊手計算的には人側に相当プラスとなる。人数多めの場合で騙りがあった場合でも、ロラできてしまうことも多いので終盤の狼を簡単に詰めてしまう可能性がある。そんな自警団だからこそ「0or1」の設定によって、居るかどうか確認するべきかという議論が生まれる。

4人プレイ

YMDが寝てから「4人でもできるかなぁ?」と、レギュレーションと起こる状況をシミュレーションしてみた。「いや、この場合はこうなるから。」とか「それだと確定しちゃわね?」とか色々話していて、ふと思った。こうやって言い合えてる時点で、ゲームが成立しているということだと。

狼1
占0or1
守1
他村

初日吊りで狼吊れるかどうかの勝負をした後に失敗したら守護者のGJに頼るのか、初日吊らずに守護者のGJ勝負を見てから最終日突入するのか。回避の可能性、騙りの可能性、考えると充分議論になる。
ウサギ | ボドゲプレイ日記 for iPhone | 11:07 | comments(2) | - | - | - |

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Comment
>Kazuhisa Suzukiさん

はじめまして〜。
「人狼ゲーム"牢獄の悪夢"」は、私も楽しく遊ばせていただきました。
丁寧な作りで非常に素晴らしいアプリだと思いました。
今後も様々な場面での人狼プレイに活用させていただきたいと思います!

posted by ウサギ ,2011/12/13 9:04 PM

はじめまして。

宣伝的なコメントとなりますので、不快でしたら削除をお願い致します。

こちらで紹介されていた「Werewolf for iPhone」の他にも、日本語対応の人狼ゲームアプリがありますので、もしよろしければ、お試しください。

イラストや音楽の演出によって、初心者の方でも、より楽しめる内容になっているかと思います。

人狼ゲーム"牢獄の悪夢"
http://itunes.apple.com/jp/app/id433622275?mt=8

http://facebook.com/werewolf.iphone

facebookページにて感想などいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

posted by Kazuhisa Suzuki ,2011/12/13 5:09 PM











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